Photo via VisualHunt.com

 

<ファッション>

 

・11月2日、H&Mとアーデムのコラボレーションアイテムの販売を開始


・10月にGUCCIがリアルファーの使用を廃止することを発表


・WWDが今週で2000号を迎えた

 

 

 

 

【まとめ】

 

ファッション業界は相変わらず苦境であると言われるが、どうにかして商品を売ろうと各ブランドは躍起になっている。今月はH&Mとアーデムがコラボレーションアイテムを販売し、話題になった。最近はあちこちで「コラボレーション」を売りにしているところが見られる。

 

ルイ・ヴィトンとSUPREMEはとても大きな話題となった。ユニクロではクリストフ・ルメールとのコラボを長期間に渡り展開している。ルメールの新作が出る度に、ユニクロ銀座店は恐ろしくごった返す。これも大きな成果を上げているといって良い。

 

最近はルメール以外にも多くのデザイナーと積極的にコラボしている。イネス・ド・ラ・フレサンジュ、ハナ タジマ、ジェイ ダブリュー アンダーソン、などなど。コラボレーションは今、ニーズが最も高い企画のひとつと言える。

 

リアルファーの使用を廃止する流れはGUCCIだけではない。アルマーニをはじめ、「ファーフリー」の理念に賛同するブランドは増えている。ファッションブランドだけではなく、ファッション雑誌もこの流れに乗っているような気がする。「リアルファー」ではなく、「エコファー」をとりあげる雑誌が増えたのだ。ゆくゆくは消費者も毛皮の問題を意識するようになるのではないか。毛皮を大量生産するために背景で何が行われているのかを考えると、この流れは良い兆しだと思う。

 

 

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