クリッピング期間2018年2月1週目 - 3月1週目

Photo via VisualHunt.com

 

 

この間にクリッピングした雑誌は女性・男性ファッション誌約50冊です。

(POPEYE, FRaU, FIGARO japon, non-no, GOETHEなど)

 

 

「FIGARO japon」「Harper’s BAZAAR」など海外系ハイファッション誌では、モード界の2018年春夏最新トレンドに関する内容が引き続き多数掲載された。

 

バーバリーはビジューライニングを施したジャージで「アスレジャー」の極致を表現。バレンシアガのベルト付きスカートはチェーンベルトのエッフェル塔や凱旋門などのチャームがポップなイメージ。

 

ロエベはTシャツドレスの袖とウエスト周りのロープフリンジ、裾をシュレッダーしたようなフリンジトレンチコートで「着る楽しみ」を表現した。フェンディの青×黄土色ストライプパターンは以前ネットで物議を醸した「ドレスの錯覚」の再来を思い出させる。

 

サン・ローランのフェザーを全体にあしらったブーツ、ミニボックスにキラキラ輝くメタリックチェーンを付けたアートライクなバッグ、足の甲のストラップが白黒レザーのイントレチャートでボードゲームのようになったボッテガ・ヴェネタのサンダル、プラダの漫画・アニメ柄パターン、ディオールはミサンガ、バッグなどエスニックなイメージの小物など、それだけでキャッチーなアイテムが多数掲載された。

 

オフホワイト×ジミーチュウのコラボコレクションは靴のみならずバンドブレスレットも注目。メンズファッションのアクセントにもいいかもしれない。

 

20代男性を主なターゲットとした「メンズノンノ」には旬の女性芸能人を取り上げた別冊付録が付属し、女優の杉咲花、欅坂46のメンバーなどが誌面を飾っていた。誌面の1/3程度は同じ出版社の女性誌「Seventeen」や「non-no」の専属モデルで、「メンズノンノ」のファッション特集にも露出することが多く、さらには女優や歌手などの活動もしており、ホームグラウンド以外にも多くの出番を得ていることが分かる。

 

同じく20代男性を主なターゲットとした「POPEYE」では「ハタチのとき、なにをしていたか?」との特集が組まれ、俳優、ミュージシャン、映画監督、スポーツマン、ファッション業界人などあらゆる職業の人々の「ハタチのとき」が語られている。

 

概ね40歳以上の経営者や幹部クラスの男性をターゲットとした「GOETHE」の特集は年に1回の「ゲーテイスト大賞」で、「何かを極めたオトコ」の「絶品レストラン・グルメ」情報が目白押し。「モテ」を前面に出した「東京カレンダー」などのグルメ情報とはまた違った角度から取り上げられていた。

 

20歳前後の女性をターゲットとした「non-no」は男女問わず多くのファンの支持を集める乃木坂46の西野七瀬が表紙を飾り、18年3月から平成の元号が終わる19年4月までの分のカレンダーが付属している。4月号ということもあり、ファッション、ビューティなどジャンルを問わず大学、社会人デビューなど「新生活」をテーマにした記事が目立った。目元ナチュラルブラウン、ベースっぽチーク、いろいろなリップの使い方、シースルー前髪、表情と声の出し方など、キメすぎず「話しかけやすい」「親しみやすい」印象を与えるメイクを提案していた。

 

20~30代の女性をターゲットにファッション、ビューティ、スポーツ、旅、インテリアなど多彩なジャンルを取り上げている「FRaU」は「台湾」を取り上げており、グルメ、ショッピングなどの定番から自然体験、リフレッシュなど幅広い内容が掲載された。なお月刊誌としての発売は今月で終了し、来月からはムック本として発売される。

 

シェアする
Share on Facebook
Facebook
Tweet about this on Twitter
Twitter